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会社法の入口:4つの会社と株主の責任

会社法の入口:4つの会社と株主の責任|行政書士試験・商法・会社法

会社と、出資した人を分けて考える

会社法の会社は株式会社・合名会社・合資会社・合同会社。会社は法人であり、会社の債務と出資者の責任を同じものとして扱わない。持分会社では社員の責任の違いを見る。

読む目安10分 · 確認問題5問 · 法令等の確認日

AI制作・根拠照合済みの学習用草稿

2027年度の試験案内・法令基準日は未確定。受験年度の基準日で再照合する。

この記事でわかること

会社法の会社は株式会社・合名会社・合資会社・合同会社。会社は法人であり、会社の債務と出資者の責任を同じものとして扱わない。持分会社では社員の責任の違いを見る。

  • 会社法の4種類の会社を列挙する
  • 法人である会社と出資者を区別する
  • 株主の責任の限度と、持分会社の責任の違いを答える

まず、全体をつかむ

会社法の入口:4つの会社と株主の責任の全体図

要点を見渡してから、下の本文と具体例へ進みましょう。

会社法の入口:4つの会社と株主の責任のページ要点の概観。教材の要約と全要点を原文で整理し、必要な成立要件・期間条件を補足する。詳しい条件・例外と根拠は本文で確認。上部右の作業着の人物は共通案内役。
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1.会社法の会社は4種類。会社は法人

会社と商取引を表す店舗のアイソメイラスト

会社法2条1号は会社を株式会社・合名会社・合資会社・合同会社と定義し、3条は会社を法人とする。法人とは、人そのものではない団体等に法律上の権利義務の主体となる地位が認められたものという入口でつかむ。会社という法人と、株主や社員などの出資者を分けると、財産や契約が誰に帰属するか考えやすい。

会社法:会社の定義・法人格

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2.株式会社の株主は、引受価額を限度とする責任

暮らしと契約を表す建物と鍵のアイソメイラスト

104条は、株主の責任をその有する株式の引受価額を限度とすると定める。株主というだけで、会社の借金を自分の財産から無制限に支払うという基本形ではない。会社の財産が値下がりして株式の価値が減ることと、会社の債務の支払義務を直接負うことも区別する。個人保証を別に約束した場合などは、その別の法律関係を検討する。

会社法:株主の責任

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3.持分会社は、合名・合資・合同の責任構成を比較

会社と商取引を表す店舗のアイソメイラスト

576条は持分会社の定款に社員が無限責任社員か有限責任社員かを記載することを求める。合名会社では社員全員が無限責任社員、合資会社では無限責任社員と有限責任社員が存在し、合同会社では全員が有限責任社員という構成になる。会社名が似ていても、出資者の責任の組合せが違う。まず3種類を横に並べて比較する。

会社法:持分会社の社員の責任構成

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要点の整理

要点の確認

  • 会社法の会社は株式会社・合名会社・合資会社・合同会社。いずれも法人。
  • 株式会社の株主の責任は、株式の引受価額が限度。別の保証等は別問題。
  • 持分会社:合名=全員無限、合資=無限+有限、合同=全員有限。

オリジナル確認問題と解説

過去問論点に基づく確認問題

実際の過去問本文の転載ではありません。理由を考えてから、正解と解説を確認してください。解答を記録する場合は学習アプリで解くこともできます。

  1. 問1 · ○か×か

    会社法2条1号の会社には、株式会社のほか、合名会社・合資会社・合同会社が含まれる。

    正解と解説を見る

    ○ 正しい

    2条1号の4種類を確認する。

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  2. 問2 · ○か×か

    会社法3条は、会社を法人とすると定めている。

    正解と解説を見る

    ○ 正しい

    会社という法人と、株主・社員など個々の出資者を区別する。

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  3. 問3 · ○か×か

    株式会社の株主は、株主であるという理由だけで、会社の債務すべてについて無制限の責任を負う。

    正解と解説を見る

    × 誤り

    104条は株主の責任を有する株式の引受価額が限度とする。別の保証等は別に検討する。

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  4. 問4 · ○か×か

    合名会社では、定款上、その社員の全部を無限責任社員とする。

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    ○ 正しい

    576条2項。合同会社の全員有限と比較する。

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  5. 問5 · ○か×か

    合同会社では、無限責任社員と有限責任社員の両方を必ず置かなければならない。

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    × 誤り

    576条4項では全員を有限責任社員とする。無限責任社員と有限責任社員が併存するのは合資会社。

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根拠・参考資料

法令内容の確認基準日:

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